診療案内

主な診療内容

低用量ピル(OC、LEP)

低用量ピルとは卵巣or女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲストン(黄体ホルモン)の配合薬であり、日本ではOC(経口避妊薬)とLEP(治療用低用量ピル)に区別されるのが一般的です。

低用量ピルは排卵を抑えて妊娠を防ぎますが、これに伴い排卵後の卵巣ホルモンの急激な変動も抑えられることでPMS(月経前緊張症)の症状を改善します。また低用量ピルは子宮内膜の肥厚を抑制することで経血量が減少させ、生理痛を軽減します。

OCは28日を1サイクルとする周期投与法ですが、LEPにはより長い周期で服用する(生理の回数を減らす)連続投与法もあります。

低用量ピルの効果

  1. 月経周期が正しくなります。
  2. 月経困難症(生理痛)や、月経前緊張症(PMS)が改善されます。
  3. 月経量が少なくなります(貧血が改善されます)。
  4. ニキビが改善されます。
  5. 子宮内膜症の進行を防ぎます
  6. 卵巣がんのリスクが下がります
  7. 子宮体部がんのリスクが下がります

低用量ピルの副作用

  • 不正出血
  • 吐き気
  • 頭痛
  • むくみ
  • 血栓症

不正出血は低用量ピルの飲み初めにおこることが多いですが飲み続けることで次第に改善することが多いです。その他のマイナートラブル(吐き気、頭痛、むくみ)も1~2か月のうちに改善することが多いです。

ただし発現頻度は低いのですが1番注意が必要なのが血栓症です。
当院では事前に血栓症のリスクについての説明を行い、血液検査で血栓症の原因となりうる凝固機能異常がないことを確認しています。

低用量ピル内服中の定期検査

〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-26-3 小川ビル2F アクセス

診療時間

午前 10:00~12:30
午後 2:00~5:00
(水曜・日曜・祝日休診)
※産科健診は予約制です。

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