産科・婦人科Q&A

A.

もちろんです。ためらわずに、ぜひ受診してください。小さなトラブルが、治療を必要とする病気のサインかもしれません。産婦人科は何か敷居が高く、出産に関わる診療科というイメージを持つ方が多いかもしれませんが、女性のライフサイクルに基づいて適切な診療、アドバイスをいたします。

A.

月経などの記録を確認し、必要により内診を行います。

産婦人科の診察では、月経について必ずお伺いします。

前回の月経開始日、月経周期、期間、経血量、月経痛の有無などは、答えられるように前もって準備しておいてください。

他にご結婚されているか、性交経験の有無、妊娠の有無なども問診票や、問診できかれます。具体的に答える事が、ご診察の助けになります。

服装は内診が受けやすいように。やや長めの丈でゆったりしたスカートがお薦めです。

A.

月経が規則正しく来ているかどうかはとても重要です。なぜなら、月経は排卵を中心としますサイクルの中で大切な役割を果たすからです。

女性の身体は女性ホルモンによって調整されている部分が大きく、定期的に月経があることは健康のバロメーターであり、体調が狂うと、月経の乱れとなって現れます。

しかし、これは単に生殖機能の失調のみではなく、全身の機能が異常をきたしていることが多く、その原因を早いうちに取り除くことが重要です。

A.

月経困難症や月経前緊張症の事もあります。

日常生活に支障が出るほどひどい生理痛は「月経困難症」と呼ばれます。

月経困難症には、病気が原因の「器質性月経困難症」と、体質やストレスでおきます「機能性月経困難症」があります。生理痛だからと痛みを我慢していますと、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が潜んでいる事があります。

一方、月経前にイライラや頭痛、不眠、あるいは気持ちが落ち込んだりするなどの不快な症状が起きる事を、「月経前緊張症(PMS)」といいます。

A.

ぜひ、がん検診を受けましょう。

20~30代に増えていますのが子宮頚がんです。子宮頚がんは検診を受けますと早期に見つけることが可能です。

子宮の頸部(入口付近)に出来るがんで、原因はおもに性行為で感染しますヒトパピローマウイルス(HPV)です。HPVは性経験のある女性ならほとんどの女性が一度は感染するといわれています。

感染しましてもほとんど場合、免疫力により自然に消滅しますが、一部ががんに進行することがあります。初期には自覚症状がありませんが、医師が確認しやすい場所のため、検診さえお受けになれば、早期に見つける事が可能です。一般的な検査は「細胞診」と呼ばれ、子宮入り口の表面の細胞を器具で軽くこすり取り、細胞に異常がないかを調べます。早期がんだけではなく、将来がんになりやすい状態(前がん状態)、細胞の異常(異形成)も発見することができます。

乳がんは乳房のなかにあります「乳腺」という母乳をつくるところから発生するがんです。

乳がんも検診で早期に見つける事が可能ながんです。検診では、触診、エコー診(超音波検査)、マンモグラフィー(MMG:レントゲン検査)等があります。定期的に検診を受ける事により、超早期~早期の状態の乳がんを見つけられる可能性が高くなります。

これらのがんは、年一回の検診が大事です。

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午前 10:00~12:30
午後 2:00~5:00
(水曜・日曜・祝日休診)
※産科健診は予約制です。

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